スラムドッグ$ミリオネア

画像

監督:ダニー・ボイル (「トレインスポッティング」)
脚色:サイモン・ボーフォイ (「フル・モンティ」)
原作:ヴィカス・スワラップ「ぼくと1ルピーの神様」

第81回アカデミー賞作品賞・監督賞など8部門受賞作品。
インドの小説をイギリス人のダニー・ボイルが監督してアメリカのアカデミー賞を獲得する、、、か。
なんともグローバルな話。

ストーリーはインドのスラム出身で無学の青年ジャマールがテレビの人気クイズ番組に出演。
次々と問題に正解していくが、最終問題を前にして不正疑惑で警察に連行されてしまう。
ジャマールはなぜ正解を知っていたのか?警察の尋問によって明らかになっていく。。

アカデミー8冠との事で興味津々で鑑賞。


鑑賞後、、、
良かったよ!良かったけど。

以降ネタばれ。


序盤の少年時代のスラム街のシーンは良かった。ブラジル映画の「シティ・オブ・ゴッド」を思い出した。
あれも観客を映画に引き込むとても良いオープニングだったな。

観客の最大の関心はなぜ無学の青年が全てのクイズの正解を知っていたか。
それはすべてジャマールの人生経験上に起きた出来事だったから。というのはうまいアイディアだ。
そうしてジャマールと兄・サリーム、想い人・ラティカがこれまで歩んできた人生を見せていく構成は映画的で良い。

ただその種明かしがあまりに序盤で判明してしまう為、種のバレたマジックよろしく中盤以降はやや盛り上がりにかける。
どうせ次の問題も人生経験だったんでしょって思われてしまうからね。
もう少しその種明かしを後ろに持っていった方が効果的だったように思う。

また勿体無いなと思ったエピソードが二つ。
・クイズ番組のMCが嘘の答えを教えたときにジャマールがなぜその誘いに乗らなかったのかが曖昧。
・最終問題の際、ライフライン「テレフォン」を使ってラティカと電話がつながったのに何の手助けにもならない事。
特に二つ目は結構致命的じゃないかい?電話が切れた後にジャマールが正解を選んだ理由が「なんとなく」じゃあちと興ざめだろうよ。ここまでの流れで、
ジャマールはコールセンター勤務している→職場で兄の電話番号を知る→「テレフォン」で電話→
兄ではなくラティカがでる。。。と続いているのに最終問題の答えに影響しないってなんなのさ!
ラティカと電話する事によって今まで忘れていた過去を思い出して正解に辿り着くってのが「運命」だろう!!
ホントに勿体無い。とはいえ、映像は見ごたえあるしアイデアも面白い映画でした。


ネタばれ終わり。

247の評価
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